パニック障害の基礎知識 症状編

ここではパニック障害の症状について詳しく紹介していきます。

パニック発作とは?

パニック障害には特徴的な症状があり、パニック発作というのが良く見られる症状です。パニック発作とは呼吸困難、息が詰まる、激しい動悸、冷や汗、手足のふるえ、めまい、吐き気などの症状と、今でもすぐに死んでしまうのではないかという不安や恐怖に襲われる状態を言います。このようなパニック発作を繰り返した場合、パニック障害と診断される可能性があります。通常パニック発作は何の前触れもなく起こり、睡眠中に起こることもあります。そして発作は数十分程度続くことが多く発作後数分でピークに達します。

パニック発作は悪い連鎖

パニック発作を一度経験してしまうと、「また起こるのではないか」という予期不安を覚えます。そして何度も発作を繰り返すとその不安はさらに強くなっていきます。電車の中、人ごみの中、家にひとりっきりでいる時など決まった場所でパニック発作が起こりやすい人もいます。これが何回か起こると、電車に乗るのがこわいという心理につながります。パニック障害には、このように場所に関係したタイプと、何のきっかけもなく突然発作が起こるタイプのふたつがあります。いずれにしても危険がないという点では同じです。しかしこのようになるとパニック発作が怖いので、以前にパニック発作が起きた場所や状況を避けるようになり、避ける場所や状況によっては日常生活に支障をきたすことも起こります。

パニック障害は古くて新しい病気です

パニック障害というのは、あまり聞きなれない病名かもしれません。たしかにこの名前は比較的新しいのですが、病気自体は昔からあったものです。不安神経症とか心臓神経症とか呼ばれていたものを現代医学が分類しなおして生まれたのがパニック障害という病気です。その背景にはパニック発作のメカニズムがわかってきたという事実があります。このことはパニック障害の人にとっては朗報です。よりよい治療法が開発される大きな可能性が見えてきたからです。

パニック障害の診断

パニック障害の場合は以下のような条件が揃うとパニック障害と診断されます。1、パニック発作が繰り返し起こる。2、発作が起こるのではないかという心配や、発作の症状についての心配など。以上のことが1ヶ月以上持続した場合にパニック障害と診断されます。なおパニック障害では身体的な症状を示すので、身体的疾患と区別する必要もあります。

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